3学期終業式を19日、「密」にならないよう校内テレビ放送で実施しました。
香川校長は講話で、京セラ創業者の稲森和夫氏の著書「人生と経営」を引き、「人生や仕事の結果は考え方×熱意×能力の掛け算で決まり、能力がたとえ普通であっても努力(熱意)すれば良い結果を残せます。考え方とは生きる姿勢で、マイナス100点からプラス100点まであり、考え方次第で結果は大きく変わってきます」と述べ、熱意や能力とともに、人としての正しい考え方を持ってほしいと呼びかけました。
また、薩摩藩中興の祖といわれる島津忠良公の「いろは歌」の一首、「いにしえの道を聞きても唱えても わが行ひにせずば甲斐なし」を紹介し、実践の大切さを説きました。
続いて、生徒指導部長の竹下先生が春休みの過ごし方について「この1年間の自分を振り返り、復習と基礎力の向上に取り組んでください」などと家庭学習での留意点を指摘。「春休みは進路意識を高めたい時期。夏までに進路を決めていく新3年生は今から将来について考えてほしい」と述べました。