スタントマンが衝突事故などを再現する自転車交通安全教室を17日、1、2年生を対象に開催しました。本物の乗用車やトラックと自転車がぶつかった衝撃で、車体が大きくゆがみ、人が宙を舞う光景に生徒たちは息をのみ、登下校時の安全への意識を新たにしていました。
全国共済農業協同組合連合会と高松北署の協賛をいただき、映画などでカーアクションをする倉田プロモーションが実演しました。
運動場に白線と標識の模型などで即席の交差点を作り、自転車の交通事故を再現。携帯電話をかけながらの片手運転や傘さし運転、並進走行による乗用車との衝突、トラックの巻き込み事故などが実演されました。会場に衝突音が響き、スタントマンが衝撃で大きく飛ばされる様子を生徒たちは真剣な表情で見つめていました。
本校では約8割が自転車通学しており、生徒からは「事故の怖さをあらためて知りました。ルールを守って自転車に乗りたい」「自分がけがをするのも嫌だけど、他の人にもけがをさせないよう気をつけたい」など、実感のこもった声が聞かれました。
交通安全教室のもようは四国新聞社が取材。近く紙面で紹介される予定です。