進路や職業選択について現実感を持って考えてもらおうと30日、2年生を対象にした職業体験講座を開催しました。
4年前から穴吹学園と高専連携で取り組んでいる「キャリア教育・地域人材養成事業」の一環。県内の専門学校13校の方々にお越しいただき、各教室で講義をしていただきました。
講座は保育、理学・作業療法、臨床工学、看護、自動車、コンピューター、ビューティー、ブライダル、デザイン、ゲーム、公務員、調理・パティシエ、歯科、医療事務、福祉、観光の16業種・職種。生徒は興味のある分野の講座に足を運んで仕事の内容や必要な資格などについて説明を受け、それぞれの体験型プログラムに取り組みました。
自動車の講座に参加した男子生徒は「整備士に興味がありましたが、実際にボンネットを開けてエンジンやラジエーターに触ったり、タイヤの空気圧をチェックしたりするのは初めて。整備士の仕事を少しだけですが実感できたような気がします」と話していました。
また、福祉の講座に参加した女子生徒は「介護福祉士について学んで、介護のときの食事等について体験して難しさと福祉に興味が沸きました」と話していました。
生徒一人一人の進路選択のヒントになればと思います。