-香川の子どもたちの明るいみらいのために-第19回香川県私学振興大会が10月5日(土)に高松市のレクザムホールで開催されました。
香川県私学振興大会は、公教育としての私学への公的助成の拡充を願うために毎年開催されています。子どもたちの教育環境や教育内容がより充実するよう教育に対する思いを伝える大会です。今回の大会スローガンである「教育費の保護者負担の公私間格差是正-子どもたちに行き届いた教育環境を-」をもとに、県内の私立幼稚園・中学校・高校に通う子どもの保護者、教職員ら約500名が参加しました。
県私立中学高等学校保護者会(山本幸男会長)、県私立中学高等学校連合会(香川泰造会長=本校校長)が主催し、池田豊人知事、香川県私学振興議員連盟の県議会議員ら多数の来賓を迎えて開かれました。
香川県の高等学校においては私立学校経常費助成費補助金(一般補助)に係る一人あたりの順位は47都道府県で17位であり、まだまだ高い水準ではありません。保護者会代表として本校PTA会長山本武史氏が、大阪の授業料無償化や神戸市の通学定期券代全額補助を例に挙げ授業料以外の支援についても提案をしました。また、別の保護者会代表が『保護者の願い』を発表し、私学に行きたい子どもたちが経済的なことで行けないことや、都道府県によって助成額に違いがあることなどの問題点を訴えました。
最後に教育費保護者負担の公私間格差の是正、教育予算の増額・私学助成の大幅な拡充などを求める要望者を読み上げ、参加者の賛同を得て池田豊人知事に手渡しました。
本校からの参加については、幼稚園・高校職員をはじめ、保護者・PTA役員の方々や野球部等の部活動保護者に多数御参加いただきました。お忙しい中ありがとうございました。