いざ、県総体/全校生集い壮行会

 県高校総合体育大会の壮行会を22日、体育館で行いました。全校生のエールを受け、選手たちはインターハイの第一関門突破へ奮闘を誓いました。

 出場13競技の選手約200人がステージ前に並び、各部の主将が決意を表明。生徒会長の小松絆さんが「最後の最後まであきらめずに、みなさんらしいプレーをしてください。ご活躍を心から応援しています」とエールを送りました。

 選手を代表して卓球部の山下和弥、ゴルフ部の土井かれん両選手が「今、戦争やいつ来るかも分からない天災への不安を抱え、それでも私たちはかけがえのない高校生活を懸命に過ごしています」「クラスメイト、部活動の仲間、各担当の先生方や家族と支えあうことの尊さ。そして、その尊い日々の成果を示す舞台こそが、いよいよ始まる香川県高校総体なのです。私たちはその晴れ舞台で、自分や仲間を信じ、日ごろの練習の成果を存分に発揮しなければいけません」「これまで支えてくださったすべての方々への感謝の思いを胸に、新しい自分、新しい景色に出会うためにも、私たちは正々堂々、競技することを誓います」と力強く宣誓しました。

 香川校長は、本校体操競技部顧問の佐野友治教諭の教え子で、パリ五輪代表に内定した杉野正尭選手をめぐるエピソードを紹介。「杉野選手は東京五輪出場にあと一歩届かず、悔しい思いをしてきましたが、大変な努力を重ね、パリの座をつかみました。内定の一報を真っ先に佐野先生に届けてくれたそうです」と述べ、「みなさんも杉野選手に負けず、一戦一戦、熱い戦いを繰り広げてほしい。大人になって振り返った時、熱く語れる試合を」と激励しました。

 県総体は5月25日(土)から先行実施のサッカーなどを皮切りに、延べ6日間の日程で行われ、6月1日(土)からの3日間が集中開催です。より多くの部活動が、自分たちの掲げている目標を達成してくれることを期待しています。頑張れ!

 みなさまのご声援、よろしくお願いいたします。