自己紹介文作成や模擬面接/就職ガイダンス

 学 校推薦による就職を希望している3年生を対象にした厚労省委託事業「高校生就職ガイダンス」を27日、3人の講師を招いて実施し、普通科、商業科の計61人が自己紹介文の作成や模擬面接に取り組みました。

 就職希望の生徒は夏休みを利用して25日から教科ごとの試験問題や適性検査(SPI)に取り組んでおり、この日は、より実践的な内容のガイダンスを組み込んだものです。

 プログラムは、「コミュニケーションの基本を学ぶ(第一印象とマナー」「社会・仕事を知る(仕事ってなに?、会社選びのポイント、就職環境など)」「グループワーク(会社づくりゲームに挑戦)」「自己紹介文を作る」「模擬面接」など。

 グループワークでは、会社を設立し、6人の応募者の自己紹介文をもとに4人を採用するという想定のゲームに挑戦。グループ内で意見交換しながら人材を選ぶ作業を通して、採用側の視点を学びました。

 自己紹介文の作成では、自分の強みや長所を軸に①「何を頑張ってきたか」という結論をまず記述②頑張ってきた内容を具体的に説明③その経験を通して、どんな力が身についたか、どう成長したかを記述する-ことが肝要とのアドバイスを受け、生徒たちはこれまでの高校生活を振り返りながら、ペンを走らせていました。

 模擬面接では、面接で重視されるポイントや入室から退室までの所作、自己紹介文に書いた内容を順序だてて話すことなど、具体的に教えていただきました。

 ご指導くださった講師の皆様、本日はありがとうございました。

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 高校への求人申し込みが7月1日に解禁されて間もなく1カ月ですが、進路担当の後井先生によると27日現在の求人数は昨年の求人総数を既に上回り、過去最多に迫る勢いだそうです。

 高校生の就職活動では夏休み期間がとても重要です。先生や家族とよく相談しながら応募先を決め、職場見学にも積極的に参加しましょう。体調管理はもちろんのこと、社会情勢やニュースなどにもしっかりと目を向けて、応募解禁の9月を迎えてください。