今年度の教育実習が週初めの5月29日から行われています。
実習生は4人で、全員が本校の卒業生。実習期間は2週間~3週間。今週前半は主に指導教諭の授業を参観。後半からはそれぞれの教科で教壇に立っているほか、ホームルーム指導や部活動指導にもかかわっています。実習を締めくくる研究授業まで、「先生のたまご」の奮闘の日々は続きます。
年齢がさほど違わず、本校の先輩でもある実習生は、生徒にとって近しい存在なのでしょう。休み時間や放課後にキャンパスライフや進路選択について尋ねたり、談笑したりする姿が見られます。実習生のみなさんには、生徒たちに経験や思いを率直に伝えていただければ幸いです。
実習生はもちろんのこと、生徒、教職員にとっても多くの気づきや学びのある実習期間になりますように。頑張りましょう!
大雨警報の発表で臨時休校になった2日、実習生のみなさんにお話を伺いました。
□瀬野有紗さん(英語)
1回の指示だけでは内容がうまく生徒に伝わらず、指導案通りにはなかなか授業が進まないことを実感しています。簡単平易な言葉で繰り返し説明することの大切さに気づかされています。
□竹内誠竜さん(保健体育)
知っている先生が多く、いろいろと声を掛けてくださるので、安心感があります。授業では、自分がやろうやろうと力むと思い通りにはいかない。指導案に縛られず、臨機応変にやっていくことが重要と感じます。
□片平義人さん(保健体育)
何回も同じことを繰り返すと生徒が飽きるので、体育の準備運動などではアクセントをつけるよう心掛けています。生徒の集中力が切れそうなときは、少し間を置くとこちらを向いてくれることに気づかされました。
□坂口弘樹さん(公民)
授業以外の業務を先生方がいっぱいこなされているなあと感じています。授業では、生徒の能力や性格をしっかりとみながら対応されていることに感心しました。来週からの自分の授業に生かしたいと思います。