校庭のヒマラヤ杉、すっきり散髪

 

 

 校庭南側のヒマラヤ杉の剪定作業を13、14の両日行い、伸びていた枝葉が造園業者の手できれいに〝散髪〟されました。

 高所作業車を使い、フェンス沿い約50㍍にわたって並ぶ高さ8~9㍍のヒマラヤ杉10本とクスノキ1本を剪定。道路、校庭の両側にせり出していた枝葉が刈り落とされ、見通しも良くなりました。日よけ、風よけの機能は低下しましたが、今は5月。梢を渡る薫風と初夏の陽光にはむしろ、剪定ですっきりしたヒマラヤ杉が似つかわしいかもしれません。

 ヒマラヤ杉は、その名と葉の形状からスギ科と思われがちですが、実はマツの仲間。秋にはダチョウの卵に似た立派な松ぼっくりがそこかしこから顔をのぞかせます。木に近づくと、ほのかに芳しい香りがすることに今回の剪定で初めて気づきました。