第6回カラーガード・マーチングパーカッション全国大会四国予選が10月30日、高知市のくろしおアリーナで開かれ、カラーガードの部で本校吹奏楽部の女子生徒2人のチームが優勝。初出場で全国切符を手にする快挙に、本人も顧問の先生も「まさか」「夢のよう」と驚いています。
優勝したのは古川結梨さんと杉田香歩さんの1年生コンビ。夏の吹奏楽コンクールを終えた8月、吹奏楽部顧問の阿部翔太郎先生の薦めでカラーガードを初めて手に取り、そこから約2カ月間、毎日朝夕、校庭で練習に汗を流してきました。
本番ではRADWIMPSの「スパークル」に乗せて、約5分間の演技を披露。「まだ初心者なので、簡単な技をしっかりと」(阿部先生)という作戦が的中。「ほぼ完ぺきな出来」「練習してきたことをすべて出し切れた」と口をそろえるノーミスの出来栄えで、優勝をつかみ取りました。
全国大会は来年1月29日、東京・駒沢オリンピック公園体育館で開かれます。二人は「見ている人すべてに感動してもらえるような演技をしたい」(杉田さん)、「自分でやり切ったと思えるようなパフォーマンスを」(古川さん)と、全国の晴れ舞台へ新たな意欲をかきたてています。
「全国大会でも完璧な演技を」と張り切る古川さん(左)と杉田さん