千羽鶴を高松市平和記念館に贈りました

 3年G組の生徒29人が卒業を前に平和への願いを込めた千羽鶴を折り、7日、高松市平和記念館に贈りました。

 総合的探究の時間や放課後を利用して約1週間かけ製作。折り紙に平和の祈りや将来の夢を書いて、一羽一羽丁寧に折り上げたものです。

 この日は、クラスを代表して小脇菜々美さん、谷口暉さん、安部璃碧さんの3人と担任の滝川千華教諭が本校西隣のミライエにある同記念館を訪ね、青木英城館長に千羽鶴を手渡しました。

 千羽鶴は展示コーナーの一角に飾っていただけるとのことで、青木館長からは「(千羽鶴を折ることで)平和を考えるきっかけになったと思います。大変貴重なものをありがとうございます」とお礼の言葉をいただきました。

 小脇さんは「クラス全員で作った千羽鶴を展示していただけると聞いてうれしい。この記念館にも資料が展示されている昭和20年の高松空襲では多くの市民が犠牲になったと学習しました。私たちの思いが世界に届いてくれたらと願っています」と話していました。