普段は「やったらいかん」と𠮟られそうな遊びを満喫して―と、高松競輪場内のチータカ広場で23日、「やったらいかんまつり」が開かれ、商業科の生徒たちが企画したプログラムなどを楽しむ親子連れの笑顔と歓声に包まれました。
サイエンスアーティストで人気ユーチューバーの市岡元気さんのライブショーをはじめ、泥んこプール、落書きコーナー、フェイスペイント、自転車こぎスピードチャレンジなど、子どもたちの遊び心をくすぐるメニューが盛りだくさん。
商業科は、高松競輪場マスコットキャラクターのチータカちゃんとのチャンバラ対決、あめ玉探し競争、フーズ委託販売の3つをプロデュースし、生徒9人が会場で運営をサポート。あめ玉探し競争では、片栗粉で顔を真っ白にしながら子供たちの挑戦を受け、付き添いの親御さんらも元気いっぱいにはしゃぐ子どもたちに目を細めていました。
高松競輪場は近く始まる再整備事業で、家族連れで楽しめる空間づくりを計画。リニューアルに先駆けてさまざまなイベントを実施しています。サイエンスショーのアシスタントを務めた森琉翔さん(2年)は「子どもたちがすごく喜んでくれて、うれしかった。地元の高校として、今後も地域の活性化をお手伝いし、校外の方たちと交流していきたい」と話していました。