本番演奏曲を初練習/総文祭筝曲合同チーム

 7月に34年ぶりに香川で開催される第49回全国高等学校総合文化祭「かがわ総文2025」まで4カ月。各部門で本番に向けた準備が慌ただしくなっていますが、日本音楽部門に出場する筝曲の香川県合同チームが20日、本校に集まり、大会で演奏する曲の初練習を行いました。

 かがわ総文祭では地元香川に2校の出場枠が与えられるため、昨年の県髙文祭で優勝した観音寺一に加え、合同チームが出場します。

 チームを組むのは高松南、高松北、観音寺総合、藤井、高松中央の5校。この日は、本番で合奏する「OKOTO」(沢井比河流作・編曲)を初めて合同で練習し、日本音楽部門代表委員で本校筝曲部顧問の福家裕子教諭が音出しやテンポの確認などを指導。生徒たちはみな真剣な表情で取り組んでいました。

 合同練習は今後、月1回程度行う予定。福家教諭は「合奏曲としては難しい曲を選んだので心配でしたが、初めての割には良い出来で、これなら数回の練習で本番まで持って行けそうです。あとは、ダイナミックでパンチの効いた曲の特徴をどこまで出せるか。密度の濃い練習で大会に備えたい」と話しています。