商業科が洋菓子の販売実習

 商業科2年生が10日、「商品開発と流通」の授業の一環として、校内で洋菓子の販売実習を行いました。

 3年前から本校と高校・専門学校連携事業(高専連携)に取り組んでいる穴吹パティシエ福祉カレッジに協力を依頼。販売価格や包装を生徒たちが相談して決め、同カレッジの学生が作ったスイーツを仕入れました。

 

 この日は、フィナンシェやマドレーヌ、パウンドケーキなど5種類、計860個を準備し、午前授業が終わった下校時にインターテラスで販売。値段はお小遣いで買いやすいようにと1個120円とし、3個以上買えば1個100円になる割引価格を設定。お得セット(500円)、おすすめセット(300円)などのバリエーションも用意しました。「おいしいよ」の売り声と甘い香りに誘われるように生徒や教職員が列をつくり、次々に買い求めていました。

 

 接客を担当した浅野大杜さんは「ラッピングの数が多かったので準備が大変でしたが、たくさん買ってくれて、うれしい。価格やバリエーションは、こんなセットがあればいいねとか、みんなで意見を出し合って決めました。難しさと楽しさの両方を経験できてよかったです」と話していました。