魚料理に挑戦!/食育教室

 

 県事業の「お魚一匹まるごと食育教室」が13日、本校調理室で開かれ、生活文化類型を選択している3年生9人が瀬戸内海で獲れたマアジを素材に、さばき方や調理、食べ方などを学びました。

 同教室は、魚離れを食い止め、水産物の消費拡大を図ろうと平成25年度から開催。この日は「香川の食を考える会」の樋口美佐子さんと村井栄子さんが講師を務め、フードデザインの授業の一環として実施しました。

 うろこやぜいご、内臓の取り方を教わった後、一人一匹ずつアジの下処理に挑戦。おっかなびっくりの手つきながらも、「包丁の刃を少し上向きにして、大きく動かして」などとアドバイスを受けながら、丁寧にさばき、ガーリックバター焼きにして焼きたてのおいしさに舌鼓を打ちました。

 調理の合間には、魚に含まれるDHAやEDA、カルシウムなどの栄養素について説明を受け、正しい箸の持ち方や焼き魚の上手な食べ方を紹介するDVDも視聴しました。

 中條伊吹さんは「魚をさばくのは初めてで、失敗もあったけど、おいしくできて良かった。調理師を目指しているので、これからは魚料理にもどんどん挑戦したい」と話していました。