「元気?」「懐かしい」/特進20周年同窓会

 普通科特別進学コースの創設20周年を記念する大同窓会が11日、本校で開催されました。「元気にしてた?」「卒業以来やなぁ」。懐かしい母校に帰ってきた同窓生と迎える先生方は、久闊を叙すあいさつが終わると、たちまち高校時代にトリップ。級友同士、生徒と先生に戻って、思い出を語り合い、近況を報告しながら旧交を温めました。

 2期生から17期生まで62人が参加。香川校長が「教え子が社会でたくましく元気に頑張っている姿を見るのは、教師冥利。きょうは皆さんから元気をもらいたいと思っています」と歓迎あいさつ。創設時から特進コースにかかわってきた小原先生は、折々の苦労話やエピソードを紹介し「生徒が持てる力を精いっぱい発揮してほしいと願って20年間やってきました。きょうは教員生活最良の日。皆さん、帰ってきてくれてありがとう」と、万感を込めてお礼を述べました。

 同期ごとにテーブルを囲んだ卒業生はそれぞれ自己紹介し、卒業後の歩みや現在携わっている仕事について報告。さまざまな分野で活躍している様子がうかがえ、特進主任の関先生は「私も頑張ってきて良かった。これからも魂のある指導を続けたい」と中締めのあいさつ。全員で記念写真に収まった後は、校内を見学し、教室の自席を確認したり、時間割を見たりして、在学時の記憶を懐かしそうにたどっていました。

 このあと、会場を高松市内のホテルに移し、会食を楽しみながら交流を深めました。