学校推薦による就職を希望している3年生を対象にした厚労省委託事業「高校生就職ガイダンス」を23日、3人の講師をお招きして実施しました。プログラムは、「社会・仕事を知る(仕事ってなに?、会社選びのポイントなど)」「グループワーク(会社づくりゲームに挑戦)」「自己PR文を作る」「模擬面接」などで、50人余が参加しました。
グループワークでは、会社を設立し、6人の応募者の自己PR文をもとに4人を採用するという想定のゲームに挑戦。グループ内で意見交換しながら人材を選考する作業を通して、採用側の視点を学びました。
自己PR文の作成では、自分の強みや長所を軸に①「何を頑張ってきたか」という結論をまず記述②頑張ってきた内容を具体的に説明③その経験を通して、どんな力が身についたか、どう成長したかを記述する-ことが肝要との助言を受け、生徒たちはこれまでの高校生活を振り返りながら、ペンを走らせていました。
模擬面接では、面接で重視されるポイントや入室から退室までの挙措、自己PR文に書いた内容を順序だてて話すことなど、具体的に教えていただきました。
ご指導くださった講師の皆様、本日はありがとうございました。
高校への求人申し込みが7月1日に解禁されて3週間がたちましたが、22日現在の本校への求人数は過去最多だった昨年の求人総数を既に上回っています。空前の求人ラッシュといえる状況ですが、気の緩みは禁物。高校生の就職活動では夏休み期間がとても重要です。
24日からは教科ごとの試験問題や適性検査に取り組む就職対策講座も始まります。先生や家族とよく相談しながら応募先を決め、職場見学にも積極的に参加しましょう。体調管理はもちろんのこと、社会情勢やニュースなどにもしっかりと目を向けて、応募解禁の9月を迎えてください。