県内の大学・短期大学8校の合同進学説明会が28日、本校で開かれ、2、3年の希望者約300人が参加しました。合同説明会は、地元の大学・短大への進学者を増やし、若者の県内定着を促進しようと、県など産学官の団体で構成する「大学・地域共創プラットフォーム香川」が平成27年度から実施している事業の一つです。
この日は、香川大、県立保健医療大、四国学院大、徳島文理大、高松大、高松短大、香川短大、せとうち観光専門職短大が特別教室や体育館に分かれて実施。入試担当者らが学部・学科のカリキュラムや取得できる資格、就職状況、学費などを紹介。生徒たちは真剣な表情で説明に耳を傾け、進学先を選ぶ参考にしていました。
このうち、香川短大の説明には本校卒業生の西原楓さんが参加。同短大で栄養士の資格を取り、現在は病院食の調理に携わっている西原さんは「患者さんから『ありがとう』と声をかけていただいた時、やりがいを感じます」と話し、「食物栄養関係に進む人は、高校の家庭科をしっかり勉強しておいて」と後輩にアドバイス。また、来年4月に香川キャンパスをJR高松駅横に全面移転する徳島文理大は、都市型キャンパスの概要などを説明しました。