防災教室を22日、校内テレビ放送で1限目に実施しました。例年、9月と11月に火災や地震を想定した避難訓練を行っていますが、新入生入学後の早い時期に座学形式の講習を実施することで、全校生と教職員に防災意識を高めてもらうのが狙いです。
防災担当の藤澤先生が、火災発生時、地震発生時それぞれの初期対応や避難場所、避難行動の際の注意点について画像や動画を使って説明。震度4以上の揺れを探知する緊急地震速報装置や火災時非常放送を実際に作動させて警報音やアナウンスの内容を確認したほか、校内の災害用備蓄品の種類や保管場所なども周知しました。
今年は元日に能登半島地震が起き、4月には四国で初めて震度6弱を観測する地震が発生しました。南海トラフ巨大地震の発生確率は今後30年以内に70~80%とされ、いつ起きてもおかしくない状況です。
発災時に、まず自分の命を守り、大切な人の命も守れる行動を取れるよう、日頃から災害を意識し、備えておきましょう。