春季四国地区高校野球県大会は31日、3回戦４試合が行われ、レクザムボールパーク丸亀で坂出商と対戦した本校は３―２で競り勝ち、準々決勝へコマを進めました。

　3回表二死、チーム初安打の有岡を三塁に置き、山地がレフト前にはじき返して1点を先取。5回表は二死から菰渕、山地の連打でつくった一、二塁の好機に、川村がライトの頭を越える二塁打を放ち2点を追加しました。　

　先発の梶東は立ち上がりから得意のストレートでぐいぐい押し、4回まで被安打１の無失点。やや球威の落ちた中盤に２点を返されましたが、７回からマウンドを引き継いだ井下が緩急自在の投球で３㌄をピシャリと抑え、坂出商の追撃を断ち切りました。

　堅実な守りはこの日も健在で、初戦に続いて無失策。ピンチを救うセカンド菰渕、レフト川村らの美技もあり、守りを基本にした全員野球で勝利を手繰り寄せました。

　次戦は4月13日（土）午後1時から高松市生島町のレクザムスタジアムで４強入りを懸けて志度と対戦します。ご声援よろしくお願いいたします。