来年7月に34年ぶりに香川で開催される第49回全国高校総合文化祭「かがわ総文祭2025」の500日前イベントが30日、高松市の丸亀町壱番街ドーム広場で行われました。本番で実施される全23部門を生徒たちが実演も交えて紹介。本校新2年生で吟詠剣詩舞香川県代表チームの池川巧さんは力強い剣舞を披露しました。
池川さんは小学1年から剣舞を習い、既に10年のキャリアを持つ県内では数少ない剣舞の若手演者。本校に入学した昨年、香川県代表チームに選抜され鹿児島大会に出場。今夏の岐阜大会にも出場する予定で、来年の地元開催に向け、メンバーとともに舞台経験を重ねています。
この日は、チームメイトが吟じる「桃太郎」に合わせ、176㌢の長身を生かしたダイナミックな演舞を披露。詰めかけた観客から盛んな拍手を受けました。
県広報誌「THEかがわ」は4月号の巻頭特集で池川さんら吟詠剣詩舞のメンバーを紹介しており、「いろんな人から、載っとったねと声を掛けられ、照れくさいです」と池川さん。「街頭で剣舞を披露するのはめったにないことなので緊張したけど、楽しかった。少しでも多くの人に吟詠剣詩舞の魅力を感じてもらえたら、うれしい。来年の大会に向けてこれからも練習に励みます」と話していました。
▼県広報誌THEかがわ4月号の巻頭特集「文化部の花道」で剣舞の特徴や魅力を語る池川巧さん