いざという時に、落ち着いて正しい救命措置ができるようにと13、14の両日、教職員54人が2グループに分かれて「救命入門コース」を受講。高松市消防局から2人の救急指導員にお越しいただき、体験型人形を用いた胸骨圧迫やAED(自動体外式除細動器)の使用法など一次救命措置の心肺蘇生について学びました。
講習では、①救急車が到着するまでの間に一次救命措置が行われるか否かで救命率に約2倍の差がある②傷病者に気づいたときは大声で周囲に助けを求め、119番通報やAED搬送を依頼する-などの説明を受けたあと、人形を使って胸骨圧迫を体験。「強く、速く、絶え間なく」を念頭に圧迫動作を繰り返しましたが、息の上がる参加者も多く、「複数で交代しながら」行う必要性を痛感している様子でした。
また、AEDの操作では①音声メッセージの指示に従う②電気ショックは傷病者に誰も触れていない状態で行う-などを確認。電極パッドの正しい付け方などを実習しました。
本校でも、部活動や体育の授業などで体調不良を訴えた生徒が救急搬送されるケースがあり、救命措置に関する日ごろの意識づけや知識・技術の更新が大切と実感する講習になりました。
救急指導員の皆様、ありがとうございました。