商業科2年生8人が10日、高松市兵庫町商店街の香川銀行兵庫町支店で「商品開発と流通」の授業の一環としてバレンタイン向け洋菓子の販売実習を行いました。
パティスリーサンファソンのチョコレートや焼菓子など10種類を支店内の多目的スペースに並べ、POPを掲示してPR。交代で店頭に出てチラシを配り、「販売実習をしています。バレンタインのスイーツいかがですか」などの声掛けも。呼び込みに誘われるように通りかかった人たちが次々に来店しました。生徒たちは当初、やや緊張した面持ちでしたが、「頑張ってね」「ありがとう」と声を掛けられ、次第に笑顔の接客に。商品の特長や消費期限について丁寧に説明していました。
用意した約200セットは5時間でほぼ完売。フィナンシェを購入した女性は「若い人たちが頑張っている姿を見ると、元気がもらえるし、商店街も活気づきますね」と話し、「応援したくなって、つい、たくさん買っちゃいました」と、口元をほころばせていました。
レジを担当した田辺良美さんは「思っていた以上にお客さんが来てくれて、うれしい。買っていただける喜びを実感しました。これからも企業とコラボして地元を盛り上げる企画を考え、実践していきたい」と話していました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。この日の販売収益は、3月9日(土)に高松競輪場チータカ広場で生徒たちが運営する親子イベントに活用させていただきます。