第19回かがわの高校生地域創生ビジネスアイデアコンテスト（同実行委員会主催）が６日、高松大学で行われました。本校商業科チームは、メディアを活用した「人が集まる場所づくり」について発表し、奨励賞を受賞しました。

　コンテストには５校が参加し、各チーム12分の持ち時間で発表しました。

　商業科は今年度、地域の専門学校や事業者と連携し、スイーツの共同開発や和三盆体験ワークショップ、フルーツ販売イベントなどを実施。SNSアプリを使ったイベント告知、商品PRなどの情報発信に取り組んできました。

　この日は２年生4人が登壇。取り組みの目的を「商業科の活動を知ってもらい、一緒にやりたいという仲間や企業を増やす」「人が集まり、楽しめる場所を提供し、地域の活性化に貢献する」などと説明。企画書づくりから動画制作、SNSの特性を生かした集客、運営などについて、それぞれの反省点も交えて説明しました。

　審査員からは「クラス全体で活動しているとのことですが、これからも仲間を増やしてどんどん取り組んでほしい」「PR動画の制作にあたって（キャラクター使用などの）著作権に留意したのは、とても良かった。著作権問題は、今の高校生全員に知っておいてほしい事柄です」などの評価や指摘をいただきました。

　2月には香川銀行兵庫町支店でバレンタイン企画のスイーツ販売、３月には高松競輪場広場で三世代がゲームや飲食を楽しめるイベントの開催を予定しており、生徒たちは「審査でいただいた助言を生かして、多くのみなさんに集まっていただける内容にしたい」と張り切っています。