秋恒例の芸術講座を25日、邦楽エンターテインメント集団「あべや」を迎えて体育館で開催。全校生が津軽三味線の迫力ある演奏をメーンにした多彩なパフォーマンスを楽しみ、伝統音楽の多面的な魅力に触れました。
津軽三味線全国コンクール優勝経験を持つ阿部金三郎・銀三郎兄弟ら若手奏者の豪快かつ繊細なバチさばきや即興の曲弾き合戦、和太鼓と民謡のコラボ、安来節のコミカルな舞いなど、超絶技巧とエンタメ要素を織り交ぜた演目が次々に披露され、軽妙なトークも随所に。生徒、教員が演奏に合わせてソーラン節を踊ったり、民謡に全員で合いの手を入れたりするプログラムもあり、笑顔と歓声が会場に広がりました。
趣向を凝らした90分のステージはまたたく間に終演に。最後に生徒代表の松崎仁之介さんが「和楽器を使った曲が好きですが、間近で聴いたのは初めて。緊張感のある演奏に接して、あらためて和楽器の魅力を感じることができ、充実した時間でした。楽しいステージをありがとうございました」とお礼を述べ、花束を贈りました。