「ゴミ拾いはスポーツだ」を合言葉に、高校生が3人1組で拾い集めたゴミの量と質を競う「スポGOMI甲子園2023」香川大会が10日、高松市香西本町のイオンモール高松周辺で行われ、吹奏楽部男子チームが見事優勝。全国大会出場権を手にしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクトの一環。今年で2回目の香川大会には、県内の高校8校から計34チームが参加。60分の制限時間内に決められたエリア内でごみを拾い、その量と質(種類)をポイントで競いました。
本校からは吹奏楽部が4チームを編成して初参戦。海沿いの道路や空き地で、ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻などを丹念に拾い集めました。優勝した男子チーム(栗颯太、河村慎哉、白川秀臣)は22・4㌔ものゴミを集め、2位に約9㌔の差をつける圧勝でした。
表彰式のインタビューで、メンバーは「吹奏楽で培ったチームワークの良さで、たくさんのゴミを集めることができました。全国大会でもこの団結力で頑張りたい」と、笑顔でこたえていました。
吹奏楽部は、コンクールや学校行事をはじめ、校外イベントにも積極的に参加。吹奏楽だけでなく、カラーガードでは昨年初出場で四国予選をクリアし、全国大会に出場。トロンボーン担当の古川結梨さんは今夏の全商英語スピーチコンテスト県予選で優勝し、近く全国大会に出場するなど、全国大会ラッシュが続いています。