県教育長に男女団体制覇を報告

 全国高校総体(北海道インターハイ)の団体組手で男女優勝を果たした空手道部の主将らが4日、県庁に淀谷圭三郎教育長を訪ね、宿願成就の喜びを報告しました。

 表敬訪問したのは、インターハイなど今夏の全国大会で優勝した県内4校の高校生アスリートら22人。本校からは団体組手を率いた阪井将太、久保田真貴両主将と全日本体重別選手権を制した崎山紬(女子組手55㌔級)、澤木愛月(同61㌔級)両選手が出席しました。

 淀谷教育長は「猛暑が続き、コンディションの調整に苦労されたと思いますが、県勢はこの夏、すばらしい成績を残しました」と健闘をたたえ、「全国大会優勝の自信を胸に、ますますの活躍を期待します」と激励。選手一人ひとりが優勝の感想と今後の抱負を述べました。本校選手のコメント(要約)は以下の通りです。

 阪井主将 優勝できたのは、チームワークの良さとたくさんの支えのおかげ。団体戦では、自分が仮に敗れても後ろに任せられるという強い信頼感がありました。秋の国体では個人優勝を目指します。

 久保田主将 インターハイでは初の男女同時優勝、女子は(全国選抜に続く)春夏連覇を達成できました。一戦一戦に集中し、一人ひとりが自分の役割を果たしたことで、波に乗れました。大学でも日本一になれるよう努力します。

 崎山選手 全日本体重別では、幼いころからあこがれていた選手との対戦が多く、チャレンジャーの気持ちで臨みました。優勝は自分でも信じられませんでした。国体個人2連覇とアジア選手権優勝が今後の目標です。

 澤木選手 ギリギリの試合が続きましたが、あきらめず、最後まで自分を信じて戦ったことが優勝につながったと思います。来春の全国選抜では個人優勝とともに、団体5連覇を目指します。

 表敬訪問のもようは5日付四国新聞で紹介されました。

     優勝を報告する阪井主将と久保田主将、崎山選手、澤木選手(左から)=県庁