7月11日に、百十四銀行リテール推進部の佐藤恭子様をお迎えして、 商業科3年生対象に金融教育を開催していただきました。
昨今の金融教育は、投資などを通してどのように手持ちのお金を増やしていくことができるのかという内容の金融教育が多い中、今回本校では、「~少子高齢化社会におけるリスクについて考えよう~ 人生100年時代に必要な備えとは?」のテーマのもと、卒業後に直面するリアルなお金の話を伺いました。
一つ目は、少子高齢社会において、日常生活を送るうえで意識すべきことを全体で考えました。その中で二つ目に、もし、病気やケガなどで働けなくなった時にかかるお金はどのくらい必要なのか、またそのお金をどう準備していくことができるのかを学びました。特に、リスクから身を守る手段(自助・共助・公助)を学び、卒業後に訪れるかもしれないリスクにどのようにすれば対応できるかを教えていただきました。
最後の三つ目は、「自助」として自分で備える手段の預貯金と民間保険の特徴について学びました。
今回は、教員でも勉強になるお話が多く、生徒たちも卒業後のお金の管理の難しさや大切さを理解したように思います。今回の金融教育は、この1回限りではなく、1年間を通じて、継続的に開催して、卒業までにより高い金融リテラシーを身につけられるようにしていきます。