県高校総合体育大会の壮行式を24日、体育館で行いました。全校生が一堂に会しての壮行式は4年ぶり。熱気に包まれたアリーナで、選手たちはインターハイの第一関門突破へ奮闘を誓いました。
出場13競技の運動部の選手約200人がステージ前に並び、各部の主将が大会に臨む決意を表明。生徒会長の高畑未来さんが「仲間と共に磨いてきた技術を発揮し、高松中央高校の代表として正々堂々と戦い抜いてください。皆さんが笑顔で大会を終えられるよう、私たち生徒一同が願っています」とエールを送りました。
選手を代表してバドミントン部の松本輝彩、柔道部の西内香乃両選手が、コロナ禍で試合を奪われた悔しい日々を振り返りながら「しかし、あの時からスポーツへの情熱や仲間との絆は、変わらずここにあります。5月8日、新型コロナが5類扱いとなり、私たちは失ったものを取り戻す第一歩をようやく踏み出しました。そしていよいよ、運動部員にとっての青春の光、香川県高校総体が始まります。待ちに待った晴れ舞台。私たちはこれまで支えて下さった方々への感謝を胸に、栄光、勝利への一歩一歩をかみしめながら、最後の一秒まで正々堂々と闘い抜くことを誓います」と宣誓。
最後に香川校長が「高体連のマークの深紅は、高い理想と希望に燃える若人の情熱を表し、デザインのKはドイツ語の3つの言葉、力・技・明朗な精神を意味しています。これらのすべてを大会で発揮して四国大会、インターハイの出場権を勝ち取ってください」と激励しました。
県総体は5月27日(土)から先行開催のサッカー、バドミントンを皮切りに、延べ6日間の日程で開催されます。今年は各競技とも、声出し応援や観客数などの制限がほぼなくなります。みなさまのご声援、よろしくお願いいたします。