カラーガード全国大会で銅賞          初出場「緊張したけど、楽しかった」

 

 第6回カラーガード・マーチングパーカッション全国大会が1月29日、東京・駒沢オリンピック公園体育館で開かれ、カラーガードの部に初出場した本校吹奏楽部の女子生徒2人が銅賞を受賞しました。2人は「緊張したけど、楽しかった」と口をそろえ、「もっと練習して次こそ上位へ」と意気盛んです。

 

  •  大舞台を踏んだのは1年生の古川結梨さんと杉田香歩さん。昨年8月に初めてフラッグを手にした新米コンビですが、腕試しに臨んだ10月の四国予選を見事に突破。全国大会に向けて2人で練習を重ねてきました。

 全国大会には、TVの特番でも紹介される有名校など各地区の代表20チームが出場。他チームはすべて10人以上の編成で、「押しつぶされそうなプレッシャーを感じたけど、私たちは2人で頑張ろう」と自らを奮い立たせ、「いつも通りのパフォーマンスができた」そうです。

 他校のチームからは「技術の高さだけでなく、ほとばしるような熱意を感じた」という2人は「春に入学してくる後輩たちと手を取り合って、競技に取り組めたら」と吹奏楽とカラーガードの二刀流の今後に夢を膨らませています。
 大会に同行した吹奏楽部顧問の阿部翔太郎先生は「半年足らずのキャリア、しかもカラーガードの先輩がいない中、自分たちだけで研究しながら全国の舞台に来られたのはすごいこと。本番でもほぼ練習通りにできたのは、日頃の努力の成果だと思います」と目を細め、「これからも吹奏楽部の核として頑張って、部活動を盛り上げてほしい」と期待を込めています。

全国大会に向けて、校庭には朝夕欠かさずフラッグを手にする2人の姿がありました