学校法人 高松中央高等学校

広域通信制課程(単位制)

10月22日(土) 生活体験発表大会香川県予選会

「定通高校生の青春メッセージ 」、第70回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会香川県予選会が今年はミューズホールにて開催され、県内15の定時制・通信制課程の代表者各1名が発表を行いました。
 今年本校からは、3年生のHさんが出場、「遅すぎない…2度目の高松中央高校生として」という題目で発表をしました。彼女は現在39才、介護職の激務をこなしながら高校卒業を目指し、苦手な数学と戦いながら日々頑張っています。彼女には息子さんがいらっしゃって、その息子さんは一足先に高校を卒業されているという、いわゆる先輩後輩逆転の親子関係。ただ、それゆえに苦手な数学の質問を息子さんにして教えてもらったりと、今まで以上に家庭内での会話が増え、笑いが絶えない家族になれたことが最大の収穫ともおっしゃっていました。1度目の高校時代からここに至るまでの様々な経験が話され、それを静かに聞いていた定時制、通信制に通う会場内の高校生たちには大きな励ましになったことと思います。

 成績発表。優秀賞4名の生徒たちが次々と発表され、Hさんの名前が呼ばれることはなく最優秀賞の発表へ…。

「最優秀賞は7番Hさん。高松中央高校通信制課程」! 11年目の高松中央高校通信制課程で初の最優秀賞の受賞となりました。本人も大変喜んでいましたが、我々教員も本当にうれしかったです。11月の全国大会、お仕事はお休みしないといけませんが、しっかり頑張ってきてくださいね。(全国大会出場の経験は息子さんに胸を張れますね)

発表の様子です

表彰状とトロフィーを持ったHさん

教頭先生と一緒に撮影です。