県内高校の書道部員らがチームで書の美を競う「第11回うどん県書道パフォーマンス大会」が21日、22校から約180人が参加してサンポート高松シンボルタワーのデックスガレリアで開かれました。
3年連続出場の本校書道部は1、2年生9人が「青春」をテーマに縦4㍍、横6㍍の紙に力強く筆を走らせ、側転を交えるなどユニークなパフォーマンスを披露。栗颯汰部長(2年)が個人賞として大会MVPに選ばれました。
その文言は、
「時は満ちた
僕らは今ここで青春する
見つけ出した居場所
晴雲秋月
高鳴る鼓動が共鳴し
切り開く眩しい未来」
汚れのない、澄み切った心を意味する「晴雲秋月」を真ん中に大きく草書で、前後の5行を楷書で描き、背景には鳥のシルエットをあしらいました。「書道でつながった仲間たちと全力で青春する」という熱い気持ちを表現したそうです。
栗部長は「練習ではうまくいかないこともあって悩みましたが、きょうは最高の出来。メンバーのみんなに感謝です」と話し、うれし涙で顔をくしゃくしゃにしていました。