筝曲合同チーム「今までで一番の演奏」/全国総文祭

 第46回全国高等学校総合文化祭東京大会(とうきょう総文2022)の日本音楽部門発表会が7月31日、8月1日の両日、東京・江戸川区総合文化センターで開かれ、県内5校の筝曲部合同チームが晴れ舞台で練習の成果を発揮しました。

 合同チームは高松北、藤井、観音寺一、観音寺総合、高松中央の計21人で、今年4月から合同練習を積み重ねてきました。本番では各パートが息の合った合奏で「砧三章」(沢井忠夫作曲)を披露。本校筝曲部顧問の福家裕子先生は「本番当日の演奏が一番いい演奏でした」と、メンバーの頑張りをたたえていました。

 

 

 本校から参加した2年生3人が感想を寄せてくれました。不安と緊張の中でも大舞台を楽しみ、とてもいい経験になったようです。

「初めて演奏者として全国大会に参加しました。初めは不安だったけれど練習をするたびに暗譜することもでき、次第に弾けるようになりました。本番では多くの方に見られ緊張しました。ミスがあった箇所もありましたが、今までで一番いい演奏をすることができたと思います。全国高等学校総合文化祭という素晴らしい舞台で演奏することができ、とてもよい経験をさせていただけたことを誇りに思います」(鎌野りん)

「私は、演奏者としてではなく補助として全国高等学校総合文化祭に行きました。主に荷物持ちで、リハーサル時の写真撮影などをしました。簡単なことしかできませんでしたが、一緒に総文祭に参加できてうれしかったです。リハーサルの時に初めて曲を聴きましたが、やっぱりたくさんの筝が合奏するのはきれいでした。見たり聴いたりすることは楽しいですが、見ているだけではつまらないので、またこのような機会があれば演奏をしたいです」(大西友里愛)

「全国高等学校総合文化祭のために1年生の時から練習を頑張ってきました。香川県の高校の皆さんと合同練習を重ねたり、東京でのホール練習やリハーサルなどを通して、自分自身も成長しました。本番の時は見る人が多かったので緊張しました。他県の皆さんの演奏も聴きました。やっぱりすごかったです。自分たちの演奏もすごく良いと思いました。いつかまたこのような機会があったら参加したいです。楽しかったです」(楊明伊)。