令和4年6月29日、体育祭を高松市総合体育館で開催しました。
今年のテーマは「努来勝(どっこいしょ)」。全校生徒から公募で選ばれたもので、勝利への掛け声に漢字を充てたユーモアの中に体育祭への思いが込められたテーマです。
昨年に引き続き感染症対策のため種目を絞った午前中だけのプログラムとし、生徒・教員のみが参加しました。
開会式は吹奏楽部のファンファーレが高らかに鳴り、華々しく幕を開けました。香川校長は「努来勝(どっこいしょ)というテーマにもあるように、勝利はひとつひとつの努力の末にやって来きます。勝利を目指して頑張ってください」と力強くあいさつ。それに応えるように、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。
プログラムは玉入れ、綱引き、学級対抗リレー、学年・男女ごとのダンス。限られた時間のなかで創り上げたダンスでは、息のあった個性あふれる振り付けを披露しました。学級対抗リレーでは、歓声が控えられる状況ながらクラス一丸となった応援で、代表の走者の背中を押します。抜きつ抜かれつのレース展開には、手に汗握り、大きな拍手が送られました。
そして今年は3年生によるフォークダンスが開催されました。昨年は感染症対策の観点から見送られたフォークダンスでしたが、今年は手指消毒など感染症対策を徹底して行われました。3年間を共にした仲間と手を取り合うダンスは、校長をはじめ教員も飛び込み、いまの高松中央高校を体現したような感慨深いものとなりました。
まだまだ感染状況が収まらないなかの実施は窮屈さこそありますが、「努来勝(どっこいしょ)」を合言葉に勝利に向かうひたむきさや、全力で取り組むことの楽しさに生徒たちの表情も生き生きとしていました。かけがえのない体育祭になりました。