ビジネスアイデアの発想法やビジネスプランの作り方などについて日本政策金融公庫の担当者がアドバイスする出張授業が13日、本校で行われました。
商業科の生徒たちが、同公庫主催の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」に昨年度に続いて応募することになったことから、募集期限の9月末に向けて、本年度の出張授業がスタートしたものです。
ビジネスコースを選択している2年生22人が受講。講師を務めた同公庫四国創業支援センターの篠原啓祐さんは「ビジネスアイデアには、社会や市場の潜在的ニーズを満たす観点が必要だが、潜在的ニーズをとらえるのは難しい。日ごろから、多様な視点で物事を見たり、情報を読む力を養ってほしい」と話しました。出張授業は今後数回行われ、具体的な商品・サービス企画や収支計画の立て方など、実践的な内容に深めていく予定です。
商業科主任の西山貴生教諭は「ビジネスプランづくりの過程で、社会にさまざまな考え方があることを知り、課題解決力や人間力を高めてくれればうれしい。高校生ならではの感性と発想力で面白いヒット商品を生み出してほしい」と、生徒たちの主体的な学びや成長に期待を寄せています。