昨年最も活躍した県内のアマチュア選手や団体を顕彰する「第28回香川スポーツ賞」に本校空手道部女子が選ばれ、このほど表彰盾が贈られました。
同賞は県内の新聞、通信、放送計16社のスポーツ担当記者で構成する高松運動記者クラブが毎年選定しており、今回は東京五輪フェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得した宇山賢選手とともに本校空手道部女子が受賞を射止めました。表彰式は2月3日に行われる予定でしたが、新型コロナ感染状況を踏まえ中止となったため、四国新聞社の山田明広運動部長と中西賢一郎記者が本校を訪れ、受賞を伝達しました。
武道場で行われたセレモニーには、2、3年生8人が出席。山田部長が釜つばさ選手(3年)に表彰盾を手渡し、「コロナ禍で練習もままならない中、全国大会で目覚ましい活躍を見せてくれました。可能性に挑戦するみなさんの真摯な姿に多くの方が感動したと思います。卒業していく3年生は新たなフィールドで大きく成長してほしい。1、2年生は先輩が残してくれた伝統を引き継ぎいでさらなる高みを目指してください」とお祝いと激励の言葉を贈りました。
釜選手は「一つ一つ、目の前の大会を大事に練習を積み重ねたことが、いい結果につながりました。とても光栄な賞をいただき、驚いています」と受賞の喜びを話し、「個人的には高校で達成できなかった個人、団体の2冠を大学で成し遂げたい。今の1、2年生はそれぞれがしっかりした考えを持ち、チームワークもいいので、3月の全国選抜3連覇と悲願のインターハイ優勝を実現してくれると思う」と後輩に期待を寄せていました。
空手道部女子は、昨年3月に開かれた全国高校選抜大会の組手団体と組手個人59㌔以上級を制し、8月の全国高校総体(北信越インターハイ)でも体重無差別の組手個人で優勝したことなどが高く評価されました。