自衛隊香川地方協力本部による防災教室が9日、校内テレビ放送で行われ、全校生が災害時に役立つ知識を学び、南海トラフ地震などへの備えについて理解を深めました。
同本部の安田正人東讃地区隊長が、被災地での自衛隊での救助・生活支援活動を紹介したあと、非常持ち出し品の準備の重要性、発災時の行動の手順、南海トラフでM9の巨大地震が同時発生した場合の震度や津波の予測などについてクイズや画像を交えて分かりやすく説明しました。
安田隊長は「災害発生後、高齢者の避難誘導や避難所での生活支援活動など、地域の共助の面で高校生のみなさんの役割は大変重要になる。そのためにも、発災時に自らの命を守れるよう、日ごろから防災意識を持ち、備えをしてほしい」と呼びかけました。
講話中に、鹿児島県トカラ列島で震度5強の地震発生の一報が飛び込んだこともあり、生徒たちは真剣な表情で説明に聴き入っていました。
ご講話くださった安田様、ありがとうございました。