ICT教育システム「ロイロノート」の学校現場での活用に向けて、県内小・中・高校の教諭らでつくる研究・実践グループ「LEGかがわ」のキックオフイベントが10月30日、大手前高松中学・高校で開かれ、「ロイロ認定ティーチャー」の資格を持つ本校の佐薙昌大先生が教科別ワークショップで国語科の講師を務めました。
小・中学校で1人1台タブレット端末を使った授業が本年度からスタートし、高校でも導入の動きが本格化しているのを受け、「ロイロノート」を使った授業展開やICT教育の
進め方について各学校の枠を超えた情報共有や交流の場を持とうと発足したものです。
この日は、約40人が参加。初心者講習や全体会に続いて、教科別ワークショップが行われました。
佐薙先生は国語科のワークショップで、ロイロノートの「提出箱」の活用を提案。筆者の主張や登場人物の心情を考えさせる場面で、生徒にイエスかノーで答えさせる発問を次々に繰り出しながら授業を展開し、最後に最も大事な質問を提示。生徒の答えを瞬時に集約、共有できるスピード感に加え、自分たちの答えによって授業が進んでいくことで、生徒たちが授業に参加している感覚を持てるメリットを指摘しました。