芸術講座を25日、高松市のレクザムホール(県民ホール)で開き、全校生が劇団芸優座によるシェークスピアの不朽の名作「ベニスの商人」を鑑賞しました。
本物の芸術や文化に身近に接する秋恒例の行事。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため、2年ぶりの開催です。密にならないよう左右一席ずつ空けて座り、マスク着用で鑑賞しました。
恋と友情を縦糸にテンポよく展開される喜劇に、生徒たちは笑いを誘われながら、強欲の代名詞ともなっている高利貸しシャイロックに、貴族の令嬢扮する裁判官が鮮やかな判決を下すクライマックスでは、息をひそめて見入る姿も。シェークスピアの卓抜な人間観察力と生の舞台の魅力を体感している様子でした。
終演後、生徒代表が劇団員に花束を贈り、感謝の気持ちを伝えました。