生徒が主体的に学ぶ力を養う「総合的な探究」で、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」について県内企業の実践例を学んできた2年生が10日、1年間の探究活動の成果を校内テレビ放送で発表しました。
2年生は昨年7月からクラスごとにSDGsに取り組む県内の企業を順次訪問し、見学やヒアリングを通じて具体的な事例を学習してきました。この日はコロナ感染予防のため各クラスの代表2人が放送室で発表し、各教室に中継。1年生も来年度からのSDGs学習に備え、先輩の発表を教室のテレビで視聴しました。
発表の持ち時間は約10分。生徒たちは図表やイラストを使い、各企業の取り組み内容や行動理念をパワーポイントに分かりやすくまとめて報告。発表者からは「成功や利益だけを求めるのでなく、SDGsに真剣に取り組む企業が多いのを知った」「ささやかな行動
でも継続が大切。自分の身の回りから変えていきたい」などの感想が出されました。それぞれの学びや自分たちの行動にどう生かすのかといった課題意識を共有する貴重な機会となったようです。
発表会のもようは西日本放送、四国新聞の取材を受けました。生徒にとっては良い刺激になったと思います。ありがとうございました。